くだもの・やさいフォーラムin東海 開催報告
2005年10月30日、金山アスナルホールにて**「くだもの・やさいフォーラムin東海」**が開催されました。「果物・野菜で元気なおなか~毎朝バナナうんち宣言」をテーマに、250名の参加者が集まり、果物と野菜の重要性について学びました。
開催概要
日時: 2005年10月30日
会場: 金山アスナルホール
参加者: 250名
主催: とうかい食農健サポートクラブ、果実のある食生活推進全国協議会、東海農政局
プログラムと内容
フォーラムは、講演、パネルディスカッション、そして展示を通して、果物と野菜の多面的な価値を伝える内容でした。
総合司会: 福谷 佳子 氏(サポートクラブ会員・めいきん生協理事)
開会挨拶:
小栗 邦夫 氏(東海農政局長)
佐々木 千代子 氏(サポートクラブ副会長・なごや消費者団体連絡会長)
紹介: 桑名 清文 氏(中央果実生産出荷安定基金協会 副理事長)
講演:
講師: 坂田 隆 氏(石巻専修大学 理工学部長)
テーマ: 「果物・野菜の食物せんいと大腸のはたらき」
概要: 坂田氏は、果物や野菜に含まれる食物繊維が腸内環境に与える良い影響について、専門的な視点から分かりやすく解説しました。
パネルディスカッション:
テーマ: 「プロ直伝!つくる・選ぶ・食べる」
コーディネーター: 小川 宣子 氏(岐阜女子大学)
パネリスト:
向井 弘 氏(JA三重南紀・みかん農家)
篠原 順子 氏(フルーツアドバイザー・高級果実専門フルーツショップ経営)
小出 弥生 氏(管理栄養士・愛知県栄養士会地域活動部会)
概要: 生産者、販売者、管理栄養士というそれぞれのプロフェッショナルが、果物や野菜の「つくる」「選ぶ」「食べる」について実践的な知識を共有しました。
閉会挨拶: 栗本 まさ子 氏(東海農政局次長)
会場内展示: 会場では、野菜・果物のパネル展示や、旬の果物の実物、愛知の伝統野菜3種、さらに一宮総合卸市場からのホウレンソウや各務原市のサツマイモ14種、野菜・果物の絵本など、見て、触れて楽しめる展示が行われました。
このフォーラムは、参加者が果物と野菜の栄養価だけでなく、生産の背景や選び方までを総合的に学ぶことができる、充実した内容となりました。