2025年6月25日水曜日

 

とうかい食農健サポートクラブ 第25回総会記念企画「私たちの食と農の未来」

とうかい食農健サポートクラブは、第25回総会を記念し、食と農の未来について考えるイベントをハイブリッド形式で開催します。

開催概要

  • 日時: 令和7726日(土)午後130分~330
  • 参加資格: 食育、生産、流通、消費に関心がある方ならどなたでも参加できます。
  • 参加費: 無料
  • 形式: ハイブリッド開催(会場またはオンラインZoom
    • 会場: 生協生活文化会館4階ホール(地下鉄東山線 本山駅4番出口より徒歩2分)
    • オンライン: ZoomミーティングIDは申込者へ後日連絡します。

プログラム

  • 開会挨拶:「なぜ、いま『食』と『農』を語るのか!」
    • とうかい食農健サポートクラブ会長 竹谷 裕之 氏(元名古屋大学農学国際教育協力研究センター長)
  • 講演:「日本の農業を取り巻く課題と対応 ~持続可能な食料システムの実現に向けて~」
    • 講師:井上 俊樹 様(東海農政局企画調整室長)
    • 講演内容: 2
    • 今回は、2024年5月に、25年ぶりに改正された「食料・農業・農村基本法」と、それに基づきこの4月に制定された中・長期的な新しい基本計画について、農林水産省 東海農政局の職員の方をお迎えし、分かりやすくお話を伺います。
  • フリー意見交換タイム
  • 配布用チラシ https://drive.google.com/file/d/15nuC1Q7opRIvkglhbIc90ayXzsRaXFyw/view?usp=sharing

参加申し込み

  • 申込期限: 令和7724日(木)
  • 申込方法:
    • Googleフォーム: https://forms.gle/nxTQXywGFDXDXFHHA
    • FAXEメール、郵送: 以下の情報を記載してお申し込みください。
      1. 会場またはオンラインの希望
      2. 氏名
      3. ご所属
      4. 連絡先(メールアドレスまたは電話番号)
      5. ひとことメッセージ(任意)
    • メール宛先: AEL03416 nifty.com
    • 郵送先: 464-0824 名古屋市千種区稲舟通1-39 NPO法人地域と協同の研究センター内 とうかい食農健サポートクラブ事務局 宛て

主催・問い合わせ先

  • 主催: とうかい食農健サポートクラブ
  • 問い合わせ先: とうかい食農健サポートクラブ事務局(担当:伊藤・大島)
    • 電話: 052-781-8280
    • FAX: 052-781-8315
  • 活動紹介ブログ: とうかい食農健サポートクラブ https://syokunouken.blogspot.com/

普段の食卓と農業のつながりを考え、日本の食と農の未来について一緒に学びませんか。

2025年4月1日火曜日

令和6年度(2024)活動報告

令和6年度活動報告

とうかい食農健サポートクラブは、当時の東海農政局長が呼びかけ、集まったさまざまな分野の有志で自由な討議を経て平成12年2月設立されました。

設立の目的は、東海の地域で、「消費者や農業・食品産業・教育・医療・行政機関等、幅広い分野の関係者(注:食・農・健に関わる)によるネットワークを構築し、人的交流と情報・意見交換等を通じて、健全な食生活の普及、消費者・実需者ニーズにあった食料の供給、農業体験、食農教育の普及を期すこと」と、「とうかい食農健サポートクラブ規約」で定めています。

令和5年5月から新型コロナウイルス感染症は5類感染症へ移行となり、日常が戻り、令和6年度は新しい形でサポートクラブの活動を模索してきました。令和4年度から会員交流の場として始めた「食農健のちょっといい話」は、令和6年度4回開催することができ、会場での参加とオンラインでの参加を併用して開催してきました。またそうする中で食・農業・健康に関わって会員が取り組む活動を交流する中で、課題が見えてきた年度でもありました。

 

(1)第24回総会の開催

第24回とうかい食農健サポートクラブ総会は、令和6年9月23日(月)に、「コープあいち生協生活文化会館2階会議室」にて、会場14名及びオンライン2名の出席合計16名、書面出席13名、合計29名の参加で開催いたしました。

冒頭竹谷裕之会長に議長との提案があり出席者で確認し、議事が進められました。議長の進行の下、第1号議案令和5年度活動報告と決算の件、第2号議案令和6年度計画と予算の件について事務局より提案があり、各議案について採決を行い、第1号議案について承認され、第2号議案について決定されました。

 

(2)食農健のちょっといい話

 第7回食農健のちょっといい話で江本さんから「食と農にかかわって考え合いたいこと」をテーマに、学校給食について活動されている「ナチュラルスクールランチアクション」の取り組みについて紹介いただき、今の食・農・健康について問題提起いただきました。その後3回に渡って会員のみなさまから取り組まれている実践を報告いただき、いろいろな課題が見えてきた年度となりました。

  7回食農健のちょっといい話

テーマ「食と農に関わって考え合いたいこと」

 ナチュラルスクールランチアクションの取り組みから

開催:令和6923日(月)14:001530 お話:江本行宏さん 15人参加

ナチュラルスクールランチアクション(NSLA)の学校給食に関わる活動、食・農・健康に関わって考え合いたいことをお話しいただき、交流しました。

  8回食農健のちょっといい話みんなで話し合いたい! 「農産物生産者を支えたり、増やしたりすること」「都会在住市民が自分たちの食糧を農村や郊外で少しでも多く生産できるようにするしくみ」「このような自給率向上のためにどうやってもっと行政と一緒に やっていくか」等々

令和61127日(水)18:302000 お話:中島安須さん 11人参加

   中島さんが取り組まれているお米の共同購入会の取組から、生産者が減っている状況や、新規就農の難しさの報告がありました。

  9回食農健のちょっといい話「ほりかわ楽市楽座(地産地消マーケット)」で野菜を届けてきて!

開催:令和724日(火)18:302000 お話:関山英男さん 11人参加

 名古屋市の納谷橋の近辺、正木町の20軒ほどのみなさんに豊橋から野菜を届けてきた取り組みと、野菜が手に入らない現状を紹介いただきました。

  10回食農健のちょっといい話「食育推進活動をしていたら、学校給食にたどりつきました」

開催:令和7311日(火)18:302000 お話:前澤このみさん 14人参加

「地元の農産物を学校給食にぜひ使ってほしい!」と市役所にお願いに行くこ  

とから始まった食育推進の活動、そして今新城市で給食センターが完成して思わ 

っていること等を紹介いただきました。

 

(3)年度のテーマを設け、しっかりと学び合い、深め合っていきます

令和6年度、対面で参加し、聞き、交流する場をつくり、しっかりと学び合い、深め合って、広げ、つなげていきたいテーマを一つ設けて、案として「私たちの食と農の今後のあり方、繋がりを探る」として検討してきました。

結果、令和6年度は「食農健のちょっといい話」の報告にあったように、会員のみなさまから活動を紹介いただく中で、現状食・農・健康に関わって多くの課題があることがわかってきましたが、そうしたことについて学び合い、深め合う場をつくることはできませんでした。令和7年度につなげていきます。

 

(4)大人の社会見学

大人の社会見学、例えば「食農健のちょっといい話」で紹介された現場、紹介された内容に関連する場等、新たな段階でのとうかい食農健サポートクラブが取り組む大人の社会見学に取り組むこと、例えば愛知県立農業大学校の見学をと計画しました。しかし大学校に問い合わせたところ、オープンキャンパスの際に見学をとのことで、年度内はすでに終了しており、実現できませんでした。 

2025年3月11日火曜日

第10回食農健のちょっといい話

 今回お話しいただく前澤このみさんは、20年以上前に「地元の農産物を学校給食へ」といろいろな方と一緒に声を上げられました。そして、給食が直営から委託となる中で、地元の「学校給食基本方針策定委員会」に参加し、学校給食に関わってこられました。今回そんな経験から学校給食についてお話しいただき、学校給食のこと、農業・農産物のこと、そして私たちの食と健康をみんなで考え合います。ぜひご参加ください!

●日時:令和7年3月11日(火)午後6時30分~8時

●お話:前澤このみさん

(とうかい食農健サポートクラブ会員・新城市在住)

テーマ(仮)「私が学校給食に関わって取り組んできたこと」

会場:生協生活文化会館2階会議室1

オンラインでのご参加もできるようにします。

2025年2月4日火曜日

第9回食農健のちょっといい話

 「第8回食農健のちょっといい話」では、会員の中島さんから、参加されている野菜や米の共同購入会で、一人の生産者が生産を続けることができないと相談があったことの話題提供いただき、今の農業のことをみんなで考え合いました。「第9回食農健のちょっといい話」は、徒歩で通える範囲にスーパーや商店が減っている名古屋市中区正木町に、豊橋の野菜を10年ほど届けてきた関山さんに話題提供いただいて、今の食、そして農業のこと、私たちの健康をみんなで考え合います。ぜひご参加ください!

●日時:令和7年2月4日(火)午後6時30分~8時

●お話:関山英男さん(とうかい食農健サポートクラブ会員)

●テーマ: (仮)「ほりかわ楽市楽座(地産地消マーケット)」で野菜を届けてきて!

会場:生協生活文化会館2階会議室1

オンラインでのご参加もできるようにします。

2024年11月27日水曜日

第8回食農健のちょっといい話

 とうかい食農健サポートクラブでは、令和6年度私たちの食、農業のあり方、関わる繋がりについて、今の状況を知り、みんなで知らせ合いながら、テーマを設け考え合っていける場をつくります。今回は会員の中島安須さんから下記テーマに関連して話題提供いただき、会員のみなさんからいただく情報も含めて、みんなで考え合います。ぜひご参加ください!

●日時:令和6年11月27日(水)午後6時30分~8時

●お話:中島安須さん(とうかい食農健サポートクラブ会員)

    及び参加者のみなさん

●テーマ:みんなで話し合いたい! 「農産物生産者を支えたり、増やしたりすること」

「都会在住市民が自分たちの食糧を農村や郊外で少しでも多く生産できるようにするしくみ」

「このような自給率向上のためにどうやってもっと行政と一緒に やっていくか」等々

●会場:コープあいち生協生活文化会館2階会議室2又はオンライン(Zoom

2024年9月23日月曜日

第7回食農健のちょっといい話

 とうかい食農健サポートクラブでは、令和6年度私たちの食、そして農業のあり方、繋がりに関わって、今の状況を知り、みんなで知らせ合いながら、テーマを設け考え合っていける場をつくります。そのために、例えば食農健のちょっといい話で情報を持ち寄り合います。今回は江本行宏幹事から話題提供していただき、会員のみなさんからも情報を持ち寄って、みんなで考え合いたいことを話し合います。ぜひご参加ください。

●日時:令和6年9月23日(月)午後2時~3時30

●お話:江本行宏さん(とうかい食農健サポートクラブ幹事)

    及び参加者のみなさん

テーマ「食と農に関わって考え合いたいこと

●会場:コープあいち生協生活文化会館2階会議室1

又はオンライン(Zoom

2024年4月1日月曜日

令和5年度(2023)活動報告

令和5年度活動報告

とうかい食農健サポートクラブは、当時の東海農政局長が呼びかけ、集まったさまざまな分野の有志で自由な討議を経て平成12年2月設立されました。

設立の目的は、東海の地域で、「消費者や農業・食品産業・教育・医療・行政機関等、幅広い分野の関係者(注:食・農・健に関わる)によるネットワークを構築し、人的交流と情報・意見交換等を通じて、健全な食生活の普及、消費者・実需者ニーズにあった食料の供給、農業体験、食農教育の普及を期すこと」と、「とうかい食農健サポートクラブ規約」で定めています。

令和5年5月から新型コロナウイルス感染症は5類感染症へ移行となり、日常が戻りつつある中で、定点把握で発表される新規感染者の人数等にも留意して必要な対策をとり、活動をすすめてきました。そうした中で、令和5年度は会員交流の場として「食農健のちょっといい話」を3回、会場とオンラインを併用して開催することができ、今後の活動を探る年度として取り組むことができました。

 

(1)23回総会の開催

令和5年9月22日(金)に、「コープあいち生協生活文化会館2階会議室」にて、会場及びオンライン出席合計13名、書面出席14名、合計27名の参加で開催しました。冒頭竹谷裕之会長に議長との提案があり出席者で確認し、議事が進められました。議長の進行の下、第1号議案令和4年度活動報告と決算、第2号議案令和5年度計画と予算、第3号議案役員改選の件について事務局より提案があり、協議し、各議案について採決を行いました。採決の結果、第1号議案令和4年度の活動報告と決算は承認され、第2号議案令和5年度計画と予算について決定しました。また、第3号議案で今期の役員を専任しました。

 

(2)食農健のちょっといい話

 サポートクラブの会員はそれぞれが活動現場を持っていて、伝えたいこと、伝えなければいけないことを皆が持っています。次の世代に何を伝えていけばいいのか、自分達に何ができるかということは、次の世代のことまで考え、将来を見通す必要があります。令和4年度にとうかい食農健サポートクラブでは、「ネットワークの力で、どれだけテーマを掘り下げられるか」ということがミッションであると考え、まずインターネットを活用し、気軽に参加し、いろいろ話題提供ができるようオンラインで参加し交流する「食農健のちょっといい話」の場を持とうと相談しました。そして令和5年度も継続して「食農健のちょっといい話」の場を以下のように開催し、コロナ禍後の活動について探ってきました。

 

   第4回食農健のちょっといい話 

日時:令和5年9月22日(金)午後6時30分~8時

お話:江本 行宏 氏(とうかい食農健サポートクラブ幹事)

「鳥インフルエンザの状況とこれからの対策」

感染拡大と殺処分の現実。分割管理で対応可能か?多様な現場から見る。

 参加者:13名(会場参加6名+オンライン参加7名)

 

  第5回食農健のちょっといい話

日時:令和5年11月30日(木)午後6時30分~8時

お話:藤池 淳 氏(元東海農政局次長)

テーマ「子ども食堂の今後の展開―

子ども食堂において農業体験を推進する意義及び課題」

 参加者:18名(会場参加6名+オンライン参加12名)

 

  第6回食農健のちょっといい話

日時:令和6年 2月26日(月)午後6時30分~8時

話:忠平守さん(あいち子ども食堂ネットワーク代表)

テーマ「愛知の『子ども食堂ネットワーク』に参加する子ども食堂の

概況やネットワークとしての主な活動」

  参加者:21名(会場参加12名+オンライン参加9名)

 

(3)年度のテーマを設け、しっかりと学び合い、深め合う

令和5年度は新型コロナウイルス感染症の第5類感染症への移行を踏まえ、対面で参加し、聞き、交流する場をつくり、しっかりと学び合い、深め合って、広げ、つなげていきたいテーマを一つ設け取り組んでいくことを計画し、検討してきました。

「食農健のちょっといい話」の場について、会場を確保し、参加できる条件を広げてくる中で、対面で開催する場の見通しを持つことができました。しかし、令和5年度はテーマ「私たちの食と農の今後のあり方、繋がりを探る」をテーマに考え合う場を開催するまでには至りませんでした。

 

(4)今後のとうかい食農健サポートクラブの取り組みを考え合っていきます

「食農健のちょっといい話」で紹介された現場の見学(大人の社会見学)等、新たな段階でのとうかい食農健サポートクラブの活動を考え合ってきました。実行は次年度の課題となりました。