「企業の食育応援団劇場」開催報告
2008年10月11日、岐阜女子大学の大学祭企画の一環として、同大学の学生食堂にて「企業の食育応援団劇場」が開催されました。本イベントは、とうかい食農健サポートクラブと岐阜女子大学の共催で、子どもとその保護者、そして食育を学ぶ学生を対象に、企業が提供するユニークな食育プログラムが披露されました。
開催概要
日時: 2008年10月11日
会場: 岐阜女子大学 学生食堂(岐阜市)
参加者: 210名(5歳児10名とその保護者、食育に取り組む学生など)
司会進行: 三輪 聖子 氏(岐阜女子大学 生活科学科教授)
共催: とうかい食農健サポートクラブ、岐阜女子大学
プログラムと内容
イベントでは、以下の4つの企業・団体がそれぞれの食育手法を実演形式で紹介しました。
伊那食品(寒天メーカー):
演目: 「つるんつるんおいしい寒天」
内容: 寒天がどのような原料から作られるのかを紙芝居で分かりやすく説明し、試食も提供されました。
味の素:
演目: 「だしの話」
内容: 昆布だしと鰹だしの「うま味」を実際に味わう体験を通して味覚を学び、味覚に関する紙芝居をパワーポイントで上演しました。
明治乳業:
演目: 「ミルクの話」
内容: 牛乳の試飲や、「牛乳を出すのはオスかメスか」といったクイズ、映像を使って、子どもたちが楽しく牛乳について学べるプログラムが実施されました。
岐阜女子大学 生活科学研究会:
演目: パネルシアターの読み聞かせ
内容: 学生が手作りのパネルシアターを使って、食に関する物語を読み聞かせ、会場を盛り上げました。
まとめ
このイベントは、企業が持つ教育資源を食育に活用する貴重な事例となりました。子どもたちはクイズや紙芝居を通して楽しみながら食について学び、学生たちは企業の食育手法を実践的に知る良い機会となりました。