2022年4月1日金曜日

とうかい食農健サポートクラブ 令和3年度(2021) 活動報告

とうかい食農健サポートクラブ 令和3年度(2021) 活動報告


とうかい食農健サポートクラブは、東海地域の「食」「農」「健康」に関わるネットワーク組織として2000年2月に設立されました。多様な分野の関係者が交流し、健全な食生活や食農教育の普及を目指しています。

令和3年度は、新型コロナウイルスの感染拡大が続いた中で、活動の再開を模索しました。ワクチン接種が進む一方でオミクロン株の流行など予断を許さない状況が続きましたが、ネットワーク組織としてできることを実行に移し、会員の活動や考えを共有する場を設けることで、各々の視点から食・農・健康の課題を探りました。

1. 令和3年度の主な活動

(1)総会記念シンポジウム

長引くコロナ禍を経て活動を再開するにあたり、「コロナ禍の2年をふりかえって!」をテーマにシンポジウムを開催しました。オンラインも併用することで、対面参加が難しい会員も参加できるよう工夫しました。

  • 開催日: 2022年3月6日(日)10:30~15:30

  • 会場: コープあいち生協生活文化会館 4階会議室(オンライン併用)

  • テーマ: 「コロナ禍の2年をふりかえって!」

  • 基調講演:

    • 竹谷 裕之 氏(とうかい食農健サポートクラブ会長)

    • テーマ: 「コロナ禍の2年を踏まえ、とうかい食農健サポートクラブの持続可能性を語る」

  • 会員報告: 各分野の会員が、コロナ禍での取り組みについて報告しました。

    1. 小川 宣子 氏(中部大学客員教授): 「中部大学 環境保全教育研究センター」の食文化ユニットの活動紹介

    2. 向井 忍 氏(特定非営利活動法人地域と協同の研究センター専務理事): 「20年間の社会環境の変化と消費者意識の変化〜生協組合員の生活意識調査の結果から」

    3. 江本 行宏 氏(愛知県農業水産局食育消費流通課): 「コロナ禍とあいちの農業」

    4. 大平 峰雄 氏(一般社団法人農山漁村文化協会東海北陸近畿支部): 「むらとの新しい関わり方」

    5. 吉野 隆子 氏(オーガニックファーマーズ名古屋): 「10年後、20年後に、私たちが食べるお米や野菜をつくってくれる農家はいるの?」

当日の内容は、後日会報にて会員に報告されました。

(2)今後の活動の検討

令和3年度の活動を通じて、クラブの今後のあり方について検討を重ねました。