2009年3月21日土曜日

地球環境は台所から講座③

地球環境は台所から講座(第3回):調理実習で学ぶCO2削減

2009年3月21日、名古屋市瑞穂区の名古屋女子大学にて、「地球環境は台所から」連続講座の第3回目が開催されました。この回は「調理方法によるCO2排出量について調理実習」をテーマに、20名の参加者が実践的に環境に優しい調理方法を学びました。


開催概要

  • 日時: 2009年3月21日

  • 会場: 名古屋女子大学(名古屋市瑞穂区)

  • 参加者: 20名

  • 指導講師:

    • 津田 淑江 氏(共立女子短期大学教授)

    • 福田 靖子 氏(日本食育学会評議員)

    • 今枝 奈保美 氏(名古屋女子大学准教授)

    • 小出 弥生 氏(食育サークルSUN 代表)

実施内容

参加者は、カレーとリンゴのコンポートを実際に調理し、以下の2つの条件による違いを比較しました。

  • 食材の大きさ: 2センチと3センチ

  • 鍋の蓋: 蓋を閉じた場合と開いた場合

調理後、それぞれの条件で調理した料理の食感を比較したほか、係数を用いてCO2排出量を計算しました。この実習を通じて、ガスの炎の大きさや鍋に蓋をするかしないかといったちょっとした工夫が、CO2排出量に大きな差を生むことが具体的な数値で示されました。

参加者からは、「実際に手を動かしながら学べるので楽しい」といった感想が寄せられ、実習形式での学びが好評でした。

この講座は、日々の調理が地球環境に与える影響を実感し、持続可能な食生活について考える貴重な機会となりました。