とうかい食農健サポートクラブ 令和2年度(2020) 活動報告
とうかい食農健サポートクラブは、2000年2月の設立以来、東海地域の「食」「農」「健康」に関わる多様な関係者のネットワークを通じて、健全な食生活や食農教育の普及を目指してきました。
令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大という未曾有の事態により、これまでのような対面での活動を自粛せざるを得ませんでした。緊急事態宣言など行政からの発信に留意し、参加者の安全を最優先に考えた結果、従来の集会形式での活動は休止となりました。
このような状況下で、クラブは新たな活動のあり方を模索し、対面での交流が難しい中でも会員同士が繋がれる方法を模索しました。その結果、会費の徴収を見送るとともに、会員の皆さんの「食」「農」「健康」に関する日々の工夫や情報を共有する**「誌面での会員交流」**に焦点を当てて活動しました。
1. 令和2年度の主な活動
(1)とうかい食農健サポートクラブ会員報告の発行
2021年2月10日、会報55号を発行し、新型コロナウイルス禍における会員の皆さんの活動や思いをまとめ、情報共有を行いました。
会報に掲載された会員活動報告「私の思うこと」:
ドキュメンタリー映画「遺伝子組み換えルーレット―私たちの生命のギャンブル」上映会&河田昌東氏講演会の紹介
春日井市の産地直売所「ぐぅぴぃひろば」を介した地域活性化への取り組み
**「新型コロナウイルス感染拡大に思う」**と題した個人の考察
**「令和2年の稲作のこと」**として、農業活動の現状報告
「ボランティア入門」事例として、外国人留学生や日本語学校生徒への食糧支援活動
特定非営利活動法人・移住者と連帯するネットワークからの相談をきっかけに始まった食糧支援活動
これらの報告を通じて、コロナ禍においても会員一人ひとりがそれぞれの立場で「食」「農」「健康」と向き合い、積極的に活動している様子が共有されました。会報は、集まることができなくても、会員同士が情報と想いを繋ぐ大切なツールとなりました。
0 件のコメント:
コメントを投稿