令和4年度活動報告
とうかい食農健サポートクラブは、当時の東海農政局長が呼びかけ、集まったさまざまな分野の有志で自由な討議を経て平成12年2月設立されました。
設立の目的は、東海の地域で、「消費者や農業・食品産業・教育・医療・行政機関等、幅広い分野の関係者(注:食・農・健に関わる)によるネットワークを構築し、人的交流と情報・意見交換等を通じて、健全な食生活の普及、消費者・実需者ニーズにあった食料の供給、農業体験、食農教育の普及を期すこと」と、「とうかい食農健サポートクラブ規約」で定めています。
令和4年度も新型コロナウイルスの感染が続き、新たなオミクロン株による感染の広がりの中、私たちの不安は消えませんでした。
とうかい食農健サポートクラブは、食・農・健康に関わるネットワークであり、この新型コロナの感染の広がりにより、私たちが大切にしたい健康が脅かされるという状況が続き、会場に集まり、学び合う場、交流の場を持つということが難しい状況が続いてきました。
そうした中で、とうかい食農健サポートクラブでは、まず立場の違ういろいろな方が食・農・健康をキーワードとしての交流することを進めてきました。また、その実践の中で、新たな可能性を見出していきたいと考えました。そのためにオンラインによる会員交流の場を可能な時期に、可能な形で開催し、食・農・健康に関わる課題をいろいろな視点から考え合えるようにと取り組みました。そして、とうかい食農健サポートクラブが求められる今日的な活動の形を模索し、努力してきました。
(1)食農健のちょっといい話
サポートクラブの会員はそれぞれが活動現場を持っていて、伝えたいこと、伝えなければいけないことをみんなが持っています。次の世代に何を伝えていけばいいのか、自分達に何ができるかということは、次の世代まで考え、将来を見通す必要があります。令和4年度、とうかい食農健サポートクラブでは、「ネットワークの力で、どれだけテーマを掘り下げられるか」ということがミッションであると考え、まずインターネットを活用し、気軽に参加し、いろいろ話題提供ができるようオンラインで参加し交流する「食農健のちょっといい話」の場を持とうと相談し、以下のように開催してきました。
①
第1回食農健のちょっといい話
日時:8月31日(水)午後7時~8時30分
お話:竹谷 裕之 氏(とうかい食農健サポートクラブ会長・名古屋大学名誉教授)
「飛騨市のとりくみを見て感じた」
●会報62号発行の際、お話しいただいた内容の報告書を会員のみなさまにお届けしました。
②
第2回食農健のちょっといい話
日時:10月31日(月)午後6時30分~8時
お話:小川 宣子 氏(とうかい食農健サポートクラブ幹事・中部大学客員教授)
「生活者の視点に立った健康教育への試みの実践」
●会報62号発行の際、お話しいただいた内容の報告書を会員のみなさまにお届けしました。
③
第3回食農健のちょっといい話
日時:令和5年3月9日(木)午後6時30分~8時
お話:向井 忍氏
(とうかい食農健サポートクラブ幹事・地域と協同の研究センター専務理事)
「生協組合員の生活意識調査の結果から2」
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