愛知の農と食を考える交流フォーラム 開催報告
2006年3月21日、岡崎市の愛知県農業大学校にて、「第6回 とうかい食農健フォーラム」として**「愛知の農と食を考える交流フォーラム」**が開催されました。このフォーラムでは「あいちの野菜・キャベツを知る・解かる・食べる」をテーマに、64名が参加し、調理実習とパネルディスカッションを通じてキャベツの魅力を多角的に学びました。
開催概要
日時: 2006年3月21日
会場: 愛知県農業大学校(岡崎市)
参加者: 64名
主催: 愛知の農と食と健康を考える交流研究会、とうかい食農健サポートクラブ
テーマ: あいちの野菜・キャベツを知る・解かる・食べる
プログラムと内容
フォーラムは、調理実習を行う午前の部と、パネルディスカッションを行う午後の部の二部構成でした。
<午前の部>
キャベツを使ったお好み焼き講習・調理実習
講師: 松本 重訓 氏(オタフクソース株式会社 広島本社・お好み焼き課長)
参加者は、お好み焼きのプロである松本氏の指導のもと、キャベツを主役にしたお好み焼き作りに挑戦しました。
<午後の部>
総合司会: 前澤 このみ 氏(自立支援センター・四岳館)
主催者挨拶: 渡辺 正 氏(愛知大学文学部教授・愛知の農と食と健康を考える交流研究会長)
パネルディスカッション
コーディネーター: 西村 敬子 氏(愛知教育大学 教育学部教授)
パネリスト:
磯村 隆樹 氏(みかわ市民生活協同組合・常勤理事)
岡本 靖史 氏(おやじの休日の会主宰・調理師)
中嶋 亮二 氏(JA愛知みなみ 青果農産指導課)
中出 美代 氏(愛知学泉短期大学講師・管理栄養士)
松本 重訓 氏(オタフクソース株式会社 お好み焼き課長)
内容: 生産者、生協、調理師、栄養士、企業という多様な立場から、キャベツの生産、流通、消費、栄養価、調理法といった多岐にわたるテーマで議論が交わされました。
キャベツ料理の試食・交流会 パネルディスカッション後には、様々なキャベツ料理が振る舞われ、参加者は試食をしながら活発に交流しました。
まとめ
このフォーラムは、調理実習を通じてキャベツの美味しさを体感し、さらにパネルディスカッションを通じてその生産や流通の背景を深く学ぶことができる、実践的かつ学術的なイベントとなりました。参加者は、身近な野菜であるキャベツが、生産者から食卓に届くまでに様々な人々の手によって支えられていることを再認識しました。
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